FU-RYUのこっそり日記

つれづれに。楽しかった学びの出来事や周知、お悩みから日々の雑感まで。

触れ合い

通り掛かりに建築を学ぶ学生さんの作品展示を見かけました。

六角捻り…昔よく行った、海際の六角堂と呼ばれていた所を思い出しました。

海に着いたら、橋を渡って六角堂へ。

水着の上に来た服を脱ぎ、六角堂から海へ階段を垂直に下る。


水面近くのフジツボを避けて海へドボン☆


…懐かしい記憶にトリップしながら白い木肌と作品の『つくり』に目を奪われます。

ほとんどが骨子や構造が解るように、わざわざ部分的に作ってあります。

六角堂、家のミニチュア、橋のミニチュア、そして人力車!

( ̄∀ ̄)

こういうの大好きです!!

人力車の車輪のつくりや、蝶番と木のカーブを利用した木製サスペンションに魅入ります。

中はホールになっていたので中からも見てみました。

とある構造を見たかったからですが、それは見れませんでした、残念。
(屋根、一部しか作っていなかった)


もう一人、もう一人と入って見学していましたが、一人は撫でるように触っています。

いいのかな(汗)

と思いながら声を掛けてみます。

荷物は無く、すすのように真っ黒になった肌の初老を迎えんかという男性。


元は宮大工さんとの事でした!

宮大工さんの人口は少ないはずです、なんだか信じられなくて、釘を使わぬ工法をひとつ口にしてみると嬉しそうに工法の名を並べて返してくれました。

作品は釘を(工法で釘を省きやすい所まで)随所に使っています。

『学生さんにしちゃあ良く出来てると思ってねぇ。まぁ…釘を使ってあるのはね、これはちょっと…。でも良く出来てる。』

この方をお茶に誘って、お話を伺いたい衝動に駆られました。

宮大工さんの本はたった一冊しか読んでいませんが大好きです、日本が誇っていい文化だと思います。

つまらぬ事ですが、風呂場に持ち込んだ『すのこ』も接着材や釘を使わなければ最高の風呂の友 (マット) だと思っていた矢先です。


くらくら…内心あれこれ考えましたが次の予定がありましたし、口には出さずにお先に失礼しました。


またお会いする事があったらお茶に誘ってしまうかもしれません。
(すのこの事はおくびにも出しませんとも、ええ 汗)


その後は、事務所の大先輩のHさんと打ち合わせ。

肩のお悩みに、少し施術をさせて頂きましたが、大変喜んで頂きました。

良かった良かった♪


( ̄∀ ̄)

同じ悩みを私も経験しましたが、コツを知った施術の有り難みは…悩んでいる時には大きなものです。


ふと、一周年の打ち出しの内容がほのかに頭に浮かんで来ました。

長い間何も浮かばなかったのですが…。


出会いやありがたし。
触れ合いや楽し。


しみじみとそう思います♪