FU-RYUのこっそり日記

つれづれに。楽しかった学びの出来事や周知、お悩みから日々の雑感まで。

エコプロと社会インフラテック2019

今月は大小諸々思わぬことの立て続けです。

どうにかなるものはどうにかなるようにあれこれと努め。

また、日々を過ごせることに感謝をします。

 

 

そんな日々の合間にイベントへ行ってきました。

時にはサボりがちな自分の脳に良い刺激になります。

……人の波に疲れを感じながらも刺激をいっぱい受けて来ました。

 

 

【エコプロ2019】

【社会インフラテック2019】

 

朝いちばんに着いてるはずが午後に来たのはご愛敬(笑)

 

昭和から平成にかけて発展してきたインフラは、あちこちメンテナンスの必要な時期を迎えています。

各地の自治体にとっては頭を悩ます事案となっています。

 

一時期水道の民営化ならぬ海外民間業者の参入が話題になりました。

これは、各自治体だけの単体ではコストを抑える事が難しくなったのも大きな原因でした。

井戸に毒とでも言わんばかりのデマも一部界隈では広がっていました。

マスコミが真面目に働けばこういう事は防げるはずです。

(一応説明は入りましたがデマを打ち消すほどではなかったですね)

 

管理を外注しても大規模メンテナンスは大きな事業です。

海外では「メンテナンスお願いするから安くして」という依頼をして完遂出来ず、大手水道事業者とトラブルになった所もあるようです。

 

日本の場合は、網の目のようにさまざまなインフラ枚造物が存在しており、年度計画に応じて整備が少しずつ行われてきました。

 

ただ、横浜のレインボーブリッジや、各地の小さな橋、常に使われているが新しく作り変えねばならないものは確実に増えていっています。

 

社会インフラテックでは、新素材やビルやマンションのリフォーム塗装、私道の穴埋め素材、地下埋蔵管のチェックをするロボット、お堀の水草掃除をする水陸両用車両など様々なものが展示されていました。

 

スケルカで地下の配管を走行しながら3D映像化するジオ・サーチさんと類似した、地中レーダーはいくつか展示されていました。

 

トンネル劣化診断、路面地下空洞調査、道路の舗装劣化診断、護岸空洞調査、擁壁背後調査(護岸などの壁面の下部が地下水や河川水の浸潤などで強度が落ちていく等も)

 

レーダとは異なり、磁力による通電で橋などの断線を調べる機械もありましたね。

レーダでは見つからない問題です。

(^^;

海外で、橋を維持するド太いワイヤーの劣化を防ぐためのコンクリートを流し込み忘れて、橋が落ちたことがあります。

それもレーダと通電によるチェックなら見つけられそうですね。

 

今回は目に留まりませんでしたが、鉄の橋はメンテナンスが高額で数年単位でわりとこまめなケアが必要です。

あらかじめ錆びさせておけばメンテナンス頻度は下げられるようですが…見映えの関係でやれないんだとか(苦笑)

 

ビル塗装はコーティングをいくらやっても、日光/紫外線の強さにかなうものは出来てはいないようです。

塗り替えまでの期間を倍~3か4倍くらいに伸ばすのがせいぜいでしょうか。

コンクリート打ちっぱなしな外壁の場合はどうなのでしょうね。

 

トラックに搭載を義務づけられているレコーダーから道路の使用状況を発信する会社さんは、それを災害時の通行可否情報として提供するのだとか。

 

専用車が動画撮影しながら走行して、動画解析で路面の異変を見つけるだとか。

(動画はやはり重いデータでございます、保管が大変そうでした)

 

半自動化の技術も少しずつ発展しているようです。

 

 

さてさて、エコプロ2019は一転して楽しい雰囲気が盛りだくさん!

近くの小学生が団体で来訪することもあり、幼少向けのエコロジーを学ぶブースも目立ちました。

 

 

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DOWAエコシステム

 うーん。見事な屋台村(笑)

 

はじめから終わりまでウィットに富んだ作りでございました。

 

ちなみに最初の説明の後に、司会のお姉さまが

DOWA

の文字の額縁を抱えました。

そう、あれですあれ。

官房長官の『令和』発表です(笑)

 

ちなみにこの中にはリサイクル知識などを学べるブースがあり、参加するとスタンプが貰えて最後に大きな金塊(インゴット)が貰えます。

中身は紙ですが気にしてはいけません(笑)

 

DOWAの焼却炉は、貴金属を取り出し、炉灰にあたるものを建材などにリサイクルする優れものです。

まだ全国で2ヶ所だけのようですが、ぜひとももっと広がって欲しいですね。

(処理コストは少しお高いようですが、なにしろ最終ゴミ処分場はどこも不足しています。容積を減らせる事がとても大事なのです。)

 

子供の頃は、大人になったら家庭ゴミも全部有料になってるかと思いましたが、業界や自治体の皆様の技術開発や努力で現在も無料です。

いやはや、ほんとうにありがたいことです。(^人^)

 

プラスチックを石油(軽油的な?)に戻す技術はどうなったのかしら。

最近は聞かないです。

再利用が進んで(大半は火力発電などの燃料になります)液体に戻すより破砕したほうがリサイクルしやすいのかな。

 

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CFNエコカー試作VEHICLE


 斬新なデザイン優先の車です(笑)

 

エコでかっこ良くて安全で。

しかしバッテリーは車体の安定化のために下部に装備せざるをえず。

残念ながら水没には弱いようです。

防水を発達させ水陸両用車両にならないかなぁ(爆)

 

 ちなみにこちらは環境省COOL CHOICEのブース。

CNFことセルロースナノファイバーで10%の軽量化をして、排気量を2トン節約。

環境により優しい車を実現していくプロジェクトのようです。

NCVプロジェクト-特設サイト|Nano Cellulose Vehicle Project

 

 

木からつくる自然なクルマ

ナノセルロースヴィークル(NCV)への挑戦

 などとタイトルはありますが、動画は見れませんね。

CNFが2016年から京都大学と連携して研究してるそうです。

 

エコプロ会場には、ナノセルロースのブースが何件もあり、現在のエコロジー分野では熱い視線が集まっている…気がします(笑)

 

形状と水分量により異なる材質/特徴になり、食べ物に混ぜたり、様々な利用方法が模索されているようです。

 

 

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すべての避難所に入浴をWOTA

こちらは被災時に心強い入浴器機。

 

忙しそうだったので声をかけて質問はしませんでしたが、恐らくはフィルター限界がコストを直撃しそうなシステムです。

 

100人までフィルター交換無しでいけるのかしら?

サイト掲載情報だと100回でフィルター交換のご様子。

490万円、その後100回ごとにフィルター交換・・・・。

 

ちなみに4リットル/分の流量はいかほどの流れなのか(笑)

避難所の被災者のためにも、今後も改善が期待されますね。

 

ちなみに自衛隊が提供して下さったお風呂はプールのように組んだ枠組みとシートにお湯を張るものだったような?

昔ながらのボイラーがあると良いのかもしれませんね(お湯の通る道の下に火を炊く空間がある)

 

自治体のほとんどは管理が難しい関係で、燃料などは保管出来ません。

ストーブも被災時備品として増やせれば良いのですが液体燃料は分離しやすいですし、電気はあると限らない。

燃料は火災事故も怖い。

機器の管理と置き場や、現場を真っ先にとりしきる民間ボランティアである小さな自治体に判断が任されてる部分も大きいです。

 

残念ながら、自治体が避難所に用意できるのは毛布とお米。それだけになりがちです。(あとは消火器機設備など)

 

東京都だと、どう考えても避難所は人が収まりきらないので。

自宅や野外の避難の準備を心得ていたほうが良いですね。

 

 

 

【前回のブログ】

 

 

fu-ryu.hatenablog.com

 

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