きのう何食べた?を観て
【映画ネタバレを含みます】
最近は諸事情で、新たな仕事のスキルを磨くべく日々お勉強しております。
(;´∀`)
仕事が増えたり所要が増えたりするいつもの年末前です。
そんな中、今日は映画を観ました。
………?!
なぜに満席、満席、満席?
すでに観た方から少し話をお聞きしていた
「きのう何食べた?」
こ、こんなに人気なの?!
(ドラマやってたことを知りませんでした)
原作者は、よしながふみさん。
西洋骨董洋菓子店が頭に浮かびます。
独特の間と、流し目と悩み顔と若き情熱を重くないタッチで描くイメージ(え)
前情報が少ないまま、映画を見ながら補完していきます。
(´⊙ω⊙`)
ひとことで言えば良い作品でした。
こんなに良い人ばかり集まっていいのかとw
こんなに自然体で、生きる・食べる・パートナーと居る…そんな幸せを噛みしめる姿を描いて良いのかと見ていてとまどうくらい(笑)
日本映画なのに、敵も居ないし大事件も起きません(笑)よしながふみさんらしい作品だなぁと思いました。
ここまでが感想であとは蛇足になりますw
日常にこだわり、小さな事に幸せを噛みしめ、時に不安になる姿は…全てが実は貴重な「今」なんだと知る大人の等身大の姿でした。
まぁ。日常ではなかなか出会えませんけども、こういう「今が貴重だ」って理解しながら相手や周囲を大切にしながら、今をサッパリと楽しむ方々は(笑)
ある意味、高望みせず、腹が座っていて、猜疑心にまみれておらず、短絡的でもない。自分のこだわりはあるけど押し付けない。
上からでも下からでも見ない、人対人の目線で相対するのは当たり前っぽくて当たり前ではありません。
(・∀・)
ちなみにカメラマンでもあった私は、なんでこんなピント合わせなのだろう?(ドラマの事知らないので)脚本にベタベタに味付けしないのも驚いたけど、カメラワークも挑戦的だなぁと思ったものです。
(ピント合わせにこだわるよりも浅いピントで独特の間や空気感を優先してるなぁと)
エンディングの後のスタッフロールすら、ピントを合わせないこだわり加減!
人物のアップ画面続きも、俳優さんが凄いから成り立ってるよなぁコレ…とシミジミ噛み締めたのでした☆
内野聖陽さん凄い…
独特の間といいそれを受ける西島秀俊さんは適役だと思ったものです。
とまぁ、それはさておき(爆)
世間的に料理として認識される料理をあまりしない私としては料理シーンも見どころでしたw
ぶり大根は「ありがたや」と思いましたw
恐らく周りにはマイノリティ(ゲイになるのかしら??)おくびにも出さないシロさんに
※原作読んでません
「今ここの道行く人全員にお前のこと自慢したい」
と言わせるケンジの良さ。
素敵ですね。
現実の都内だとココロの狭い、見知らぬ他人を肴に勝手なネガネガワードを連発するような良く分からない俺様キャラやお局キャラや暗すぎ集団やヤバイ感じの人も時々見かけるけど。
あと、地域や集団によってはヒソヒソと裏口叩く怖いのもありますが…。
だからオススメは出来ないものの、マイノリティカップルさん達が(も)こうやって何処でもイキイキしてたらいいなぁと思います。
(θ‿θ)
なんもしてないけど悪目立ちしがちなワタシも暖かく見守ってくれると嬉しいデス(笑)
最近やってないけど、虫とか花の観察してると不審者状態が強まるというか…。
最近は新種のクマムシやアメンボが子供や研究者により発見されてニュースにもなり、社会の?見る目や意識も変わってくれたらいいなと思う所です。
まぁ、そんな話はさておき!
ハートフルで泣いて笑っての良い映画でした!
あっ。
あと、私は50を前にして髪がかなり薄いので、とある場面では戦々恐々としたものでしたw
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