FU-RYUのこっそり日記

つれづれに。楽しかった学びの出来事や周知、お悩みから日々の雑感まで。

腰の痛みアレコレ

福島県医大の菊池 臣一教授の「腰痛をめぐる常識の嘘」という本を見ました。

10年以上前のもので、今では認知が広まったかもしれない

「座骨神経痛」は処置をしないでもほとんどの人が日常生活に支障のないレベルに回復する

(6週間程で回復がみられる一文を他所で見ていますが…
それは長い(T-T))

等の実例データを交えながら、骨の変形や神経の問題が、必ずしも痛みに直結していないと書かれています。

この本の面白いところは、疑問を疑問のまま完結している点です

X線画像や解剖写真が良く使われているので(金原出版さんですし高いですし)医療従事者向けなのでしょう

最大の特筆すべき点は、冒頭から一貫している
『常識とされることにも常に疑問をもってあたれ』
という姿勢

診察を受けても痛みをまともにとりあってくれない従事者さんを思い出して苦笑い

痛みを神経情報から記録(観察)出来る機器の無い今

とても大切な姿勢だと思うのです。

〜・〜・〜・〜・〜

さて、この本には
「神経ブロックで痛みの無くなった後、局所麻酔の効果が切れた後も無痛状態が維持される」
パターンについて謎があると疑問を投げ掛けています


今ではトリガーポイントに局所麻酔する手法が流布

この二つは医療行為としてかなり隔たりのある措置です

(アプローチの仕方が、一方は神経を、一方は筋肉を対象として麻酔します)


受ける側からすれば
「痛みが無くなる(かもしれない)」
ことに違いは無いのですが…

あ、どちらも注射するんです…痛そうw

(そして侵襲による危険もゼロではない)


双方、基礎理論はあるものの…

謎が無くなり、明確な適用や効果が出せるようになるのはいつのことやら…


風竜の手法も謎がまだまだあります

(徒手アプローチしか出来ない身ですが)
一旦痛みを取り除けたなら、メリット高いなあと考えつつ

少しずつ、謎を解明すべく文献を漁ったりしています
ヾ(>_<)



腰痛といえば、最近の自己治療で地獄を見ました(比喩)

(ノ△T)".゜。

鏡で背中側を観て、背中の変な張りにアプローチを試みたのですが




よしよし♪




こ…腰がっ!?



最近変な張りはあっても腰痛は無かったのに!

…触るたびに微妙に位置の動く腰の激痛に、立ったり座ったりしていました(T_T)


腱鞘炎の完治のため両手酷使する訳にもいかず…

なんだかんだ、手の甲等でぐりぐりやってもダメ(T0T)

なにげに効いたのは立ちながら足首を真後ろに持ち上げるストレッチ


その翌日はかなり良くなりましたが…

いやはや参りました
( ̄∀ ̄;)


現在はなかなか良好で♪
腱鞘炎も両手ともに問題ありません

(右腕に問題があり、右手は難航しましたが…以前より右腕も良好♪)

昨日は手術後にクセになっている腸の癒着痛らしきものに悩まされつつも…


人間って奥深いなぁと考えつつ、首の体操をやっていました
( ̄∀ ̄)